満月がごとく輝く瞳は丸く猫のよう。
亜麻色の髪は長く、腿にかかるほど。それを自然におろし、後ろに流している。
あえて言うのなら、凛々しい、と評するのが似合う顔立ち。
華奢。
細いと言うより薄く、胸を含めてぺったんこ。
手のひらや指先には武器でできた細かい切り傷がいくつも走っている。
指先やてのひらを保護するための革のグローブ。
制服に合わせたオレンジのハイカットスニーカー。
日勤時はパンツスーツ、夜勤時はスパッツとオーバースカート。
どちらも動きやすさを重視している。
すっと伸びた姿勢と堂々とした立ち姿。
決して容姿に優れているわけではないが、所作や動作が美しい。
菊や百合など、自然にそこにあるような清楚な空気を持つ。
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