うさぎの巣穴

登場作品	あまりに宵が永すぎて。			名前	永西結 えにしムスビ
一人称	私	二人称	君、名字+くん(男女兼用)、押しまくると名前+くん(男女兼用)
年齢&誕生日	21歳 勤続年数2年	性別	女	身長	173.6cm	体重	BMI21ほど
ステータス	そのうちに

満月がごとく輝く瞳は丸く猫のよう。
亜麻色の髪は長く、腿にかかるほど。それを自然におろし、後ろに流している。
あえて言うのなら、凛々しい、と評するのが似合う顔立ち。

華奢。
細いと言うより薄く、胸を含めてぺったんこ。
手のひらや指先には武器でできた細かい切り傷がいくつも走っている。

指先やてのひらを保護するための革のグローブ。
制服に合わせたオレンジのハイカットスニーカー。
日勤時はパンツスーツ、夜勤時はスパッツとオーバースカート。
どちらも動きやすさを重視している。

すっと伸びた姿勢と堂々とした立ち姿。
決して容姿に優れているわけではないが、所作や動作が美しい。
菊や百合など、自然にそこにあるような清楚な空気を持つ。

理想に近付くために努力を惜しまない負けず嫌い。
数字や結果を重視するタチで、理屈っぽく可愛げがない。
よく言えば意思が強い、悪く言えば強情者である。

一途、不器用。夢想家であり実際家。
現状を理由になにかを諦めることが我慢ならない。
できない理由を探すより、問題を解決し進んでいきたい。
それは同時に、他者に期待をしない冷たい在り方でもある。

強い表層に隠された本質は、卑屈な小心者。
自信がなくて、自己評価が低い。
見えるものも見えないものも、想像して恐れるほどの怖がり。
怪談も雷も、裏切りも信頼も恐ろしい。
──そういう“格好悪い自分”はなるべく隠しておきたい。

投稿時のツイートはこちら。

11年前の【メリルシープ】により両親を亡くし、孤児院で育つ。
結を囮にし逃げようとした両親が、そのまま漠に殺されたのを目撃している。
18歳のときにBSIT職員に助けらたことをきっかけに、BSITを入隊を決意。19歳で所属する。

フォルドは
4つ全てを使った2種類のワイヤーと、それを巻き取るためのリールと金具。
透明なワイヤーは細いがゆえに、簡単に様々なものを切断する殺傷用。
透明なのでステルス性が高く、トラップや奇襲にむいている。
オレンジに輝くワイヤーは太く幅が広い、強靭なもの。
空間に張り巡らせて味方の足場として用いたり、捕縛用として使用する。
殺傷用は自らの手をも切り裂くので、サポーターとしてグローブが必須。
ワイヤーを絡めるものがない拓けた場所での戦闘は不得意。

「永西だ、永西結。名が示すとおり、君との出会いに感謝を」

「“愛とは理解の別名である”。私の大好きな言葉さ。君にも分けてあげよう」

「いやあの、えーと……ほら、私、デカ女だからさ。可愛くはなれないよ。
　気を使わせたね。すまない、ありがとう」

「おはよう、今日も愛しているよ。さて、今日の仕事内容の確認だが……」

「怖いさ。……うん、怖いよ。当然だろう。世界はどこもかしこも、なにもかもが怖いものだ。
　平然とした顔で生きていける誰も彼もが怖いし、恐怖に気づかず生きていけるみんなの鈍感さが羨ましくなるくらいだ」